りゅうとう耳鼻咽喉科は福岡市西区豊浜の耳鼻咽喉科です。百道浜のすぐそば。早良区にお住まいの方もどうぞご利用下さい。

りゅうとう
耳鼻咽喉科医院
TEL 092-885-8741
FAX 092-885-8748

診療時間・休診日
月・火・木・金曜日
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午後/13:50〜17:20
土曜日
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午後/休診
パスは11:30まで
水・日・祝日/休診日

 

当院の主要設備
(一部)
聴力検査
ファイバー電子内視鏡
加湿器
レントゲン
キッズルーム

 

耳鼻咽喉科の疾患について
耳鼻咽喉科で扱う代表的な病気の仕組や治療の進め方をまとめています。どうぞご参考下さい。

急性中耳炎

耳の疾患として代表的なものは中耳炎があります。

軽度の急性中耳炎であれば、抗生剤の内服で改善しますが子供さんの中耳炎は、急性炎症が一度良くなっても繰り返したり、その後に液が貯留して耳閉感を生じる滲出性中耳炎に移行したりします。我々が扱う中でもかなり長期戦となる疾患のひとつです。原因は鼻と耳をつなぐ耳管の位置が低く鼻水が耳に流れやすいことや、鼻水を上手にかめないこと、耳が小さく処置しにくいこと、症状を訴えられないこと、処置中に動き回ってしまうことなどです。

中耳炎の状態が続く場合は、鼓膜切開を行い、小さな穴を開けて溜まった液の排出を補助します。それでも改善しない場合はチューブを留置し、しばらく液の排出を行います。チューブは数ヶ月〜2年ほど留置します。当院では鼓膜の麻酔を行い、この鼓膜切開や鼓膜チュービングという処置を日帰りで行っています。

ご本人、ご両親にとって鼓膜に穴を開けるのは心配だと思います。後遺症としては鼓膜に穴が残存することが、切開で1%程度、チュービングで5%程度です。できる限り後遺症を起こさないように、切開の場所、チューブの大きさの検討を十分に行った上で手術を行います。危険は確かにありますが、その処置を行わない場合は、難聴が悪化や残存し、重症の中耳炎に移行しかねません。症状の確認は鼓膜の状態を見ればわかりますので、当院では患者様およびご両親にその所見を実際にモニターで確認いただいた上、治療の必要性についてお話しいたします。

治療に期間を要することもあるのですが、成長とともに必ず根治しますので、根気強く一緒に治療していきましょう。

また鼻水が中耳炎の原因となっていることが多いのをご存知でしょうか。先ほど述べたように、子供の間はなかなか上手に鼻をかむことができません。そのため耳管という管から鼓膜の奥に汚い鼻水が流れ込み、中耳炎を引き起こすのです。中耳炎の治療をする時は耳だけでなく、鼻も一緒に治療すべきです。

まず大事なことはこまめに鼻を取ってあげることです。病院では機械で吸い取りますが、それだけは鼻水はなくなりません。鼻水を減らすお薬は出しますが、自宅でお子さんの鼻水を取ってあげてください。直接口で吸い取っても、赤ちゃん用品店にある口で吸い取る器具を使っても良いです。それでも吸い取れない場合は、吸引機を紹介することもできます。

中耳炎の治療にはご両親のお手伝いも必要です。鼻はいろんな病気の入り口であることを覚えてください。風邪をひいたかなという時は、小児科だけでなく耳鼻咽喉科で耳と鼻も診察をすることをおすすめします。


アレルギー性鼻炎(花粉症)

皆さんがご存知の鼻の病気はアレルギー性鼻炎でしょう。

スギなどが原因の場合花粉症ともいいます。ハウスダストというダニが原因である場合が最も多く、一年中症状が起こります。

ほかに2月から4月はスギやヒノキ、夏はカモガヤという草、秋はヨモギやブタクサが原因となります。症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。過剰な免疫反応により、異物を外に出すためにおこる症状です。

治療はまずはアレルギーを抑える薬の内服です。以前はくしゃみ、鼻水を抑える薬しかありませんでしたが、最近は鼻づまりをおさえる薬も発売され非常に有効です。症状が強いときや、飲み薬が苦手の方には鼻に注入する点鼻薬で治療します。

スギ花粉症の治療のポイントは症状が出たと同時に治療を開始することです。アレルギー薬の副作用は眠気ですが、薬による眠気があるひとは症状が出る前に治療を開始することにより、眠気がほとんどない薬で春先をしのげます。ぜひ試してみてください。

鼻詰まりがひどくなった場合、薬だけでは治らない場合もあり、その場合は鼻の粘膜が腫れていたり、鼻茸がでたりしており、手術をしたほうが良いこともあります。

簡単にいえば鼻で呼吸する通路を広くしてあげる手術を行います。手術時間は30分程度、表面に麻酔をして手術しますので、痛みもありません。もちろん日帰り手術です。ただし鼻は出血への注意が必要な場所なので、術後は1〜2ヶ月は通院が必要です。

術後の治療時間はほんの数分で、手術で削った部分に薬を塗るだけです。意外とすんなりと呼吸が楽になりますよ。鼻閉はかなり高率に改善します。鼻汁、くしゃみも軽快することが期待できます。ただし根治できる訳ではありません。

薬をずっと飲みつづけるのことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。その場合は減感作療法という治療を検討します。アレルギーの原因を少しずつ注射して慣らしていく方法です。最初は週に二回程度、徐々に間隔をあけて最終的には一ヶ月に一度程度の注射を行います。治療終了までは3〜5年程度かかります。7割程度の改善率といわれています。当院では行っていませんが、施行している病院をご紹介しております。


副鼻腔炎

別名、蓄膿といいます。

副鼻腔は鼻の周囲にある骨の中の空洞です。上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞の4つがあり鼻と小さな穴でつながっています。その中で上顎洞と篩骨洞が病気になりやすい部位です。以前に比較してかなり患者さんの数は減ってきましたが、現在はアレルギー性鼻炎が原因となって副鼻腔炎を起こす場合が増えてきています。

アレルギー性鼻炎により鼻の粘膜が腫れて副鼻腔と鼻の連絡路をふさいでしまうため、副鼻腔の粘膜が腫れたり、膿が溜まったりします。

軽度の変化では症状はありませんが、高度になると鼻みず、鼻づまり、頬の違和感、頭痛などが生じます。ひどい場合は日常生活に支障をきたします。診断はレントゲンとファイバーで鼻と副鼻腔の状態を確認することです。

治療はまず抗生剤と粘膜溶解剤の内服です。アレルギーがある場合は、抗アレルギー剤や点鼻薬の併用を行います。慢性化した場合は数ヶ月内服治療する場合もあり、内服治療で改善しない場合は手術治療を検討します。

以前は歯茎の上部を切開し、骨を削って病的な副鼻腔粘膜を摘出していました。しかし最近は内視鏡技術が発達してきましたので、それを用いて鼻から狭くなった副鼻腔の連絡路を拡大して症状改善を図ります。つまり傷ができないということです。内視鏡を用いることで狭い鼻の中を十分に確認でき、出血の危険性を減らすことができます。

手術が必要と思われる方は病院を紹介しております。7〜10日間の入院が必要です。


風邪症候群

風邪症候群は主にウイルスや細菌感染により起こる気道の炎症です。

鼻炎、咽喉頭炎、気管支炎などが含まれます。冬に流行するインフルエンザは風邪症候群の中で、インフルエンザウイルスに感染したものを言います。

風邪の症状はのど痛、鼻水、頭痛などです。ウイルス感染が多くを占めますが、細菌の一次、二次感染も見られます。ウイルス感染の初期であれば、マスクや抗ウイルス剤による効果が期待されます。しかし症状発現から数日たった場合はウイルス感染に対しては対症療法となります。ただし細菌感染を来たしていると考えられる場合は、抗生物質が効力を現します。

ほとんどの風邪は抗生剤の内服をして、十分な休養、栄養補給をすれば治ります。しかし少しでも早く治すには鼻呼吸することが重要です。インフルエンザが冬に流行するのは、寒くて乾燥しているからです。インフルエンザにかかった場合は、のど痛だけでなく鼻が詰まってしまうことが良くあると思います。その際は鼻呼吸ができずに、口呼吸してしまい、のどの乾燥を来たしウイルス増殖が増してしまいます。細菌増殖ものどが乾燥していると悪化すると言われています。

風邪を少しでも早く治すには、鼻で呼吸できるようにすることが大事なのです。鼻閉を改善するには、鼻の粘膜腫脹を抑える点鼻薬が効力を発揮します。またマスクにより湿った空気を吸うようにすることも大事です。今まで風邪症候群で辛い目に会われた方は、飲み薬でだけでなく鼻の治療も試してみてはいかがですか。

また風邪の時は声が嗄れる場合もあり、その際は声帯に異常が生じている可能性もあり、ファイバーでの確認が必要です。当院では風邪の際の鼻や声帯の状態の評価がファイバーで簡単にできます。のど痛だけでなく鼻詰まりや声嗄れがある場合は、その部位の診察も必要です。稀に腫瘍が原因となっていることもあるのですから。声の嗄れが生じた場合はぜひご相談ください。のどの構造が実に良くできていることにビックリしますよ。



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病気は人によって様々です。病気の状態を把握し患者様に合わせた治療を行わせていただきます。また当医院では漢方薬処方も積極的に行っています。耳鼻咽喉科疾患の中で中耳炎・アレルギー性鼻炎・花粉症・いびき(無呼吸症候群)などは必要であれば日帰り手術も行っています。
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